残業で寝る時間はないあなたへ。作業効率が上がる4つの方法で睡眠時間を確保しよう!

仕事が終わらず残業で不眠が続くと疲れが回復できずに過労や不眠症、うつ病を発症してしまう可能性もあります。睡眠時間が削られると作業の効率が悪くなり、仕事のパフォーマス低下や生活の質の低下などの悪循環となってしまうため、残業後にしっかり眠れるような対策を取ることが大切です。

残業続きは不健康の始まり

残業続きで睡眠時間が削られると、しっかり眠ることができないことから脳も身体も疲れ果て回復することが困難となってしまいます。しっかり眠れないことは仕事の生産性の低下や、生活習慣の乱れなどを引き起こしてしまいます。

睡眠時間が足りないと徹夜と同じ状態に

6時間未満の睡眠が2週間続くと徹夜と同じ状態となるとされるデータがあります。睡眠時間が6時間未満の人は、集中力・注意力・判断力などの脳機能の低下を伴うことから、徹夜明けと同じ仕事のパフォーマンスしか発揮できないのです。

仕事が終わらない→残業をしなくてならない→帰りが遅くなり眠る時間も遅くなる→睡眠時間が削られるという悪循環が生まれてしまい、結果仕事のパフォーマンス低下や不眠に導いてしまう可能性が大きくあります。

寝不足が続くと不眠症やうつ病になる可能性も

寝不足が続くと体内リズムが崩れるため、寝る時間が遅くなる・睡眠時間が短いことが普通となり、脳と身体が深い眠りでしっかり休む時間がなく不眠症を引き起こすことがあります。

不眠症を発症してしまうと、寝つきが悪くなる・途中覚醒してしまう・脳と身体の回復が追いつかないことから、仕事のパフォーマンスが低下し、ストレスを溜め込みやすくなってしまうため、うつ病を発症してしまうこともあるので注意が必要です。

たった1時間プラス睡眠時間を確保できるだけで、脳機能は改善します。このプラス1時間の睡眠時間をどう確保できるかで、作業効率の向上や生活の質をあげることにつながるのです。

作業効率を上げるための4つの方法

では作業効率をあげるためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか?ここでは睡眠時間を1時間でもプラスで確保でき、作業効率をあげられる4つの方法をご紹介します。

仮眠や休憩を取る・休憩、仮眠用のスペースを作る

残業中や仕事中に短時間の仮眠や休憩時間を取ると良いとされています。この際、特に長い時間の仮眠は逆に脳機能の低下に導いてしまうため、30分程度の仮眠に抑えることがベストとされます。

社内に仮眠スペースがある場合は利用し、ない場合は自分で作ると良いでしょう。部屋を作るのではなく、「自分がしっかり休める空間」を作ることが大切となるため、デスクの上で少しの仮眠を取る場合でも、パソコンや携帯、書類などの仕事で使うものが目に入らないようにすることも空間作りに大切なこととなります。

合間に身体を動かす

仕事や残業の合間に身体を動かすことも、不眠や寝不足を防ぐ1つの方法です。デスク仕事の場合は座ったままできる運動や肩甲骨周りを使う動きをすると肩こりなども解消できるためおすすめです。立ち仕事の場合は運動ではなく、全身を伸ばせるストレッチなどが良いでしょう。適度に身体を動かすことは睡眠の質をあげるだけでなく、身体の健康にも効果があるため、積極的に日常生活に取り入れて行きましょう。

胃に優しい食べ物を選ぶ

良い睡眠を取るためには食べ物にも注意が必要です。特に夜遅くまで仕事をして帰りが遅い場合は、眠る前に胃に負担がかかるような脂っこいもの・甘いものなどは避け、消化の良い食べ物を選びましょう。寝ている間に消化器官が活発に動いてしまうと不眠を引き起こしてしまうので、残業続きや帰りが遅い場合は胃に優しい食べ物を摂取しましょう。

仮眠前はカフェインを摂取するといい

「眠る前のコーヒーやカフェイン摂取はNG」とよく聞くかもしれませんが、仮眠前は積極的に摂取すると自然に目が覚めるためおすすめです。
カフェインは摂取してから約30分後にカフェインの効果があらわれるため、仮眠前に摂取することによって30分程度の睡眠で無理矢理目ではなく自然と目覚めることができます。

残業続きでもしっかり対策を取り睡眠時間を確保しよう

残業が続くと仕事のパフォーマンス力の低下や生活の質が下がるだけでなく、将来的に認知症を発症したり、不眠からうつ病を発症してしまう可能性もありえます。また、睡眠時間が少なくなると脳機能が低下するため、食欲が増量することにより肥満になってしまうこともあります。

またしっかりとした睡眠時間が確保できないことからストレスが溜まり、些細なことでイライラしたり周りに対しての言動や行動が攻撃的になるなどの悪循環しかないため、少しづつでも睡眠時間を増やせるように考えましょう。

 

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