考え事やストレスで寝付きが悪く、寝てもすぐに起きてしまう。
日本人の約5人に1人がこのような不眠症を持っていると言われていますが、実は不眠症には4つのタイプがあるのをご存知でしょうか。
それぞれのタイプによって原因や改善方法も異なってくるため、自分がどのタイプの不眠症なのかをしっかり認識することが大事です。
この記事では自分で出来る「不眠症セルフチェック」もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
目次
不眠症ってなに?4つのタイプを知ろう
一言で不眠症と言っても、不眠症には4つのタイプがあります。
①入眠障害
②途中覚醒
③早朝覚醒
④熟眠障害
上記の4つを細かく見ていきましょう。
入眠障害
入眠障害とは、いざ寝ようと思ってベッドや布団に入ってもなかなか寝付けないことを指します。
ベッドや布団に入っても寝るまでに1時間以上かかってしまう方は、入眠障害に当てはまるでしょう。
主な原因としては「生活習慣」や「ストレス」が多く、夜になると考えすぎて寝れない、寝るギリギリまで携帯やパソコンを見ていることも原因とされています。
途中覚醒
眠りが浅く、寝ている途中に2回以上目が覚めてしまうことを途中覚醒と言います。
加齢に伴う生理現象に加え、不安や交感神経の昂りなども原因の一つとされています。
途中覚醒は不眠症ではない人にも現れる症状のため、週2回以上かつ1ヶ月以上続いた場合は、不眠症による途中覚醒と診断されます。
早朝覚醒
目覚ましをかけた時間より2時間以上早く起きてしまい、もう一度寝ようとしても眠れないことを早朝覚醒と言います。
早朝睡眠も加齢に伴う生理現象に加え、うつ病の人にも多く見られる現象です。
睡眠を誘うメラトニンというホルモンの不足が原因の一つとされています。
熟眠障害
日本人の平均睡眠時間は7時間と言われていますが、7時間〜10時ほど眠っても満足せず
十分寝たはずなのに、熟睡感が得られないことを熟眠障害と言います。
熟眠障害の一般的な原因はストレスと言われていますが、睡眠時無呼吸症候群の場合もあるため
症状が続く人は早めに病院で診察することをおすすめします。
不眠症が続くとどうなる?
不眠症が続くと、日中の生活に不調が出てきてしまいます。
仕事に集中できなくなってしまったり、日中に眠気を抑えられず寝てしまうなどに加え
しっかり睡眠時間を確保できない事による、免疫力の低下から風邪を引きやすくなるなどの
日常生活だけでなく、健康面にも不調が出てしまう可能性があります。
簡単に出来る不眠症セルフチェックができるサイト
ここでは自分が不眠症かどうかを簡単にセルフチェックできるサイトをご紹介します。
Suimin.net
すこやかな眠りのための情報を提供する田辺三菱製薬会社と吉富薬品株式会社が運営するWebメディアです。
不眠症セルフチェック以外にも、睡眠に関する情報やクリニックの検索もできるため
セルフチェック後すぐに近くのクリニックを探すことができます。
e-ヘルスネット(厚生労働省)
e-ヘルスネットとは、厚生労働省が一般の人に向けて正しい健康状態や生活習慣病の予防などの情報を提供するサイトです。
セルフチェック項目はありませんが、不眠症についての記事や
その他の生活習慣に関する情報もたくさん載っているため、生活に役立つサイトとなっています。
快眠ジャパン
不眠症に関する悩みやを解決し、心地よい眠りへと応援する情報サイト。
アニメ動画など、不眠に対してわかりやすく見やすいサイトなので楽しく気軽に不眠について学ぶことができます。
病院やクリニックをサイトから探すことも可能。
女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)が監修している女性のための健康推進サイト。
不眠だけでなく、女性の身体についてや婦人科系の病気など様々な情報を得ることができます。
妊娠出産、肌荒れなど女性が知りたい情報がたくさんあるので、不眠症チェックとともにぜひ覗いてみてください。