新型コロナウィルス感染症がおさまらない中、コロナに対する不安やストレス、生活習慣の変化により不眠になる人が急増。
日本人の5人に1人は不眠症と言われていましたが、その数も年々増加。
“withコロナ”と言われる生活の中で、なぜ自分が不眠症になっているのか、原因を知ることが不眠症改善の初めの一歩となるでしょう。
目次
コロナ禍で不眠になる人が増えたのはなぜ?
新型コロナウィルス感染症の流行により、外出の自粛やリモートワークへの推奨などの生活習慣の変化により
コロナ前は不眠が気にならなかった人も、なかなか寝付けなかったり、早く目が覚めてしまうなど不眠症に悩まされてしまうケースが多く見られます。
いつ収まるか検討がつかないコロナへの不安やストレス、仕事や将来への不安など、様々な心理的不安要素は
身体が疲れていても、脳が興奮状態になってしまうため、眠りが浅くなりやすいのです。
また、規則正しい生活をしていると決まった時間に脳と身体が勝手に睡眠準備に入りますが、リモートワークやオンライン授業など
「外に出て歩く」という行為が少なくなってしまったため、身体が疲れ流ことがなく運動習慣が減少したことも理由の一つです。
詳しく見ていきましょう。
コロナ禍で仕事やお金の減少
新型コロナウィルス感染症による日本経済は深刻な打撃を受けています。
製造業やIT企業が堅調な一方で、飲食店の時短営業や酒類の提供自粛、イベント開催の自粛や規制など
通常営業再開に見通しのつかない状況で、仕事やお金に対する不安や、どこに向ければいいのかわからないストレスに苦しむ人も多いでしょう。
仕事やお金に対するストレスへの対処法
仕事やお金に対するストレスは、簡単に払拭できるものではありません。
まずは周りと比べることを辞め、国や自治体などからもらえる給付金を調べて見ましょう。
給付金は、申請が難しく挫折してしまいがちですが、お問い合わせ窓口や地域の商工会などに問い合わせて質問すると
親身に応えてくれます。
ストレスや不安を抱えると、脳が興奮状態になることで自律神経が乱れてしまったり、疲労により栄養不足になってしまう場合もあります。
朝日を浴びて身体を動かす、眠りにつく30分前から携帯を見ない、などに加え人によっては漢方もおすすめです。
自分に合うストレスや不安を少しでも取り除ける方法を見つけてみましょう。
生活の規制によるストレス
2020年の年明けから世界的に流行した新型コロナウィルス感染症。
日本国内では、4月からの約2ヶ月間、緊急事態宣言による外出の自粛やテレワーク推奨などが行われ
生活習慣に大きな変化をもたらしました。
緊急事態宣言解除後も、度重なる宣言やまん延防止等重点借置などの発令から
連休時の外出自粛要請や飲食店の時短営業など、beforeコロナでは思い使った生活が今や日常となりつつあります。
友人や家族と会う機会が減り、家で過ごす時間が増えることで、人と会う機会や話をする機会が極端に減りました。
人間は社会的動物のため、家族や友人などそれぞれの独立したグループに属することで心のバランスを保っています。
家に1人で篭りっぱなし、家族としか合わないなど、毎日同じ状況の繰り返しばかりだと
ストレスを抱えるだけでなく、うつ病になりやすい可能性も起こりかねます。
生活の規制によるストレスへの対処法
一日1〜2回程度、外に出てみましょう。
コンビニで買い物をしたり、自動販売機に飲み物を買ったりなどで十分です。
太陽を浴びて軽い運動をするだけでも、ストレスは緩和されます。
また、コロナ禍でzoomなどのクラウドサービスが充実しているため
友人や家族と直接会うことは厳しくとも、オンラインで顔をみながら会話をすることも可能な世の中となりました。
一人暮らしの方は特に、家で仕事をしていると1日誰とも話すことがない日もあるかと思います。
毎日でなくとも週に1,2回程度、家族や友人と話す時間を作ることでストレスを感じることが少なくなるでしょう。
運動不足による不眠
withコロナの生活変化により、在宅勤務やテレワークが推奨されるようになったことから
「歩く」という行動が極端に減りました。
「会社や職場に行くために朝しっかり起きて、駅までの距離を歩く」という行動は
知らないうちに一つの運動習慣となっていましたが、コロナ禍での密を避けるため、その運動習慣も失われつつあります。
人は適度に運動をすることで身体が疲労感を感じ、眠りにつきやすくなりますが
コロナ以前にあった運動習慣が失われてしまった今、身体が疲れを感じ取れず夜になっても寝付けない人が多くいます。
運動不足による不眠への対処法
1日1.2回は外に出てみましょう。
仕事終わりの夜の時間などは人が少ないため、散歩にはちょうどいい時間帯です。
朝やお昼休みには、ストレッチや適度な運動がおすすめです。
ネットが加速している現在、Youtubeなどの動画配信サービスでエクササイズの動画を見ることができたり
オンラインヨガやフィットネスなどのサービスも充実しています。
夜運動する場合は、激しい運動をしてしまうと身体は疲れても脳が興奮状態になってしまう場合もあるため
ストレッチやヨガなどリラックス系の運動をすると、睡眠導入へと導きやすくなります。
おすすめの運動アプリやサービス
寝たまんまヨガ
寝る前の時間を使って簡単に瞑想・ヨガができるアプリ。
寝る前だけでなく、朝や仕事の合間などにできる短い時間のヨガや瞑想もあるため、身体を動かしながら心もリラックスできます。
MadFit
MadFitとはカナダ人のYouTuber Maddie Lymburnerによるフィットネスチャンネル。
ヨガマットの上でできるエクササイズを配信しており、人気の洋楽合わせてワークアウトを行うので、多少きつくても時間があっという間に過ぎてしまいます。
Haruka Kuriyama
エコインフルエンサー、ヨガインフルエンサーとして活動している栗山遥さんのチャンネル。
どの動画も10分程度の短い動画のため、朝や昼休憩の短い時間、夜寝る前などにサクッとできるのでおすすめ。
女性に嬉しい美容情報や、環境問題ライフスタイルなどの情報もたくさんアップされています。
Bünda
ポルトガル語でお尻を意味する『Bünda(ブンダ)』の名前が入っている、お尻のトレーニングに特化したLAのフィットネススタジオ。
日本ではスタジオの展開はありませんが、アプリを取得することで自宅でBündaのオンライントレーニングを受けることが可能です。
残念ながら現在日本語訳はなく、LAの時間に合わせてレッスン受講が可能です。(2021年10月現在)